フリープログラマ推進部

一生プログラマでいられるか?プログラマのキャリアとは

プログラマとしてのキャリア

プログラマとしてのキャリア

技術職というと、会社に入ってその会社の中でしか通用しない技術を身に付けてしまい、外の世界では価値がないという場合もありますが、IT業界の場合には、一般的に労働人口の流動性が高く、外でも通用する実力を身に付けていることが多いようです。そのためプログラマには「35歳定年説」が囁かれてきたとはいうものの、現実に40代、50代でもプログラマとして活躍している現役もいるという事実は、個々の意識の高さによるものなのかもしれません。中には会社勤めでは強制的に管理職やシステムエンジニアに「格上げ」されてしまうというのを嫌い、プログラマとして一生を全うするために敢えて派遣社員という選択をする場合もあるほどです。

プログラミングはすべての基本

確かにIT業界に就職すれば、多くの場合、まず最初にプログラミングの基本を学びます。これはIT業界に身を置くにあたって、プログラミングを知らずしては仕事にならないからなのですが、そのためか逆に、プログラマという存在を軽んじる傾向があるようです。戦後に始まったコンピュータ開発の黎明期から、近年世界規模で起きている社会の急速なIT化に至る進歩は目覚ましく、そのためプログラマに限らず、システムエンジニアなど多くの業種に分かれながら、様々なプロがIT業界で活躍しています。もっとも会社勤めをしていれば、一定の年齢になると管理職になるのは、ある程度やむを得ないことです。そしてプログラマとして優秀であったとしても、社内の人材は限られており、好むと好まざるとに関わらず、本意ではない仕事や業務も担当しなければならない場合もあるのです。

優秀な人材とは

ここでプログラマとして優秀というのは、なにも技術的な専門知識の高さだけを指して評価されるわけではありません。現代のプログラマにとって、求められる領域はどんどん広がっており、クライアントの意向やその利用場面に応じて、特定のプログラミング言語による開発を求められるなど、平均的な知識では対応しきれない部分が多々あります。そのためプログラマとしてとことん極めようと考えるのであれば、平均的なレベルで満足していてはいけません。自ら考えて問題を見つけ出し、それを解決したいのであれば、使える手札は多い方が良いのです。例えば得意なプログラミング言語が一つだけであり、その言語以外の仕事は敬遠してしまうのと、それとも次々と生み出される新しいプログラミング言語を一つずつ学習して、自分の可能性を広げる努力をするのとでは、将来の展望が異なります。特にIT業界では技術革新による流行廃れが激しく、今もてはやされている技術も、明日には陳腐化して誰も見向きもしなくなるという例も少なくないのです。

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プログラマがフリーになるべき理由

プログラマがフリーになるべき理由 プログラマのように、社内にあっても社外で通用する実力を求められる職種であれば、無理に我慢をして会社勤めをする必要はないのです。会社勤めをしていれば、会社の命令に絶対服従で、ありきたりの案件や、似たような案件ばかりを担当させられても文句を言えません。また興味のある案件や腕を磨きたい分野の仕事することができる保証はないのです。更に社内の人間関係に悩まされたり、長時間労働にも黙々と従うといった苦痛も耐えがたいでしょう。その点フリーランスであれば、嫌な仕事も契約に則って最低限我慢すれば済みますし、人間関係をドライに割り切ることができます。

適度にサボる

適度にサボる 人が仕事に集中できる時間というものは、1日の中でも数時間に限られています。それでも仕事を完成させるために、わが身に鞭打って机にしがみついて頑張ってみても、長時間ダラダラと過ごすだけで、能率は上がらないということがよくあります。このような場合にはむしろ、適当にサボることが効果を上げるようです。ネットサーフィンなどをして、頭をこれまでの仕事から完全に切り離してしまい、短時間であってもリセットするのです。あるいは席を立ってしばらく外を散歩したり、お茶を飲んだりすることで、切り替えができれば、再び仕事に戻った時には能率が上がっていることでしょう。

プログラマとしてのキャリア

プログラマとしてのキャリア プログラミングは、IT業界に身を置く者がいやしくも身に付けておかなければならない基本的な知識といえますが、そのせいかプログラマの地位は低く見られがちです。しかしプログラマという仕事を、将来キャリアアップするための通過点と考えるのではなく、一生涯プログラマであり続けようと意欲を燃やす人もいるほど、魅力のあるものです。そのためには自分の可能性を広げるため、一つでも多くのプログラミング言語を学習するなどといった努力は欠かせませんが、「35歳定年説」もなんのその、40代、50代に至ってなお現役というプログラマも、実際に活躍しているのです。