フリープログラマ推進部

フリープログラマとして活躍するにはサボることも大切

適度にサボる

適度にサボる

「好きこそものの上手なれ」といわれますが、いくら好きなことを仕事にしていても、煮詰まってしまったり、どうにも集中が途切れてしまうということが起こるものです。フリーランスであれば、このような場合に思い切って休憩を取ったり、全く違うタスクに手をつけるといった、切り替えがしやすいのかもしれません。しかし会社勤めであれば、就業時間も就業場所も決められた通りというのが原則であり、また同僚や上司が黙々と仕事を進めている傍で、自分だけが休むというのは居心地の悪いものです。その一方で、ヨーロッパの習慣として、昼寝をしたり昼食に長時間を掛けることが認められており、逆に仕事の効率を上げるということもあるのです。このような適度な頭の切り替えは、仕事の効率を全体として上げる効果があります。

小休止を挟む

プログラマのように、集中して一日の大半を、コンピュータ相手に過ごすという場合には、集中が途切れると辛いものです。仕事とあらば納期やチーム内での摺合せなど、自分の都合だけで自由に出来る範囲は限られています。しかし自分自身の仕事の効率を考えるならば、例えば数分や数十分だけ、インターネットを見てぼんやり過ごすといった小休止を適宜挟みながら仕事に取り組む方が、ダラダラと長時間続けるよりも、よほど効率の良い場合もあります。一般的な事務職であっても、目の疲労を溜めないように、1時間パソコンで作業をしたら、その後数分はパソコンから目を離して、軽い体操をする方が良いものです。もちろん仕事のスケジュールによっては気が焦っていて、数分も惜しくてそのまま作業を続ける場合もあるでしょうが、実際のところ能率が低下していれば、逆効果です。むしろすっぱりと仕事から頭を切り離す時間を短くても挟むことで、再びリフレッシュして仕事に取り組む気力を取り戻す方が、仕事も捗ります。例えばお茶を飲むために自分の席を立つとか、短い散歩に出かけるとか、あるいはインターネットをしばらく眺めるとか、これまでの仕事から自分を意識的に切り離す習慣を取り入れてみると良いでしょう。

サボるにもマナーを

一昔前であれば、営業マンが外に出掛けると映画を見たり喫茶店に入り浸ったりと、文字通りサボる姿が見られたものですが、仕事の効率を上げるために敢えてサボるのは、それとは訳が違うのであり、決して時間潰しをしているのではありません。会社勤めでおおっぴらにサボるのには、上司や同僚の目もありますが、少々のサボリに仕事の効率を上げる効果があると分かれば、その目も変わるでしょう。脳の疲労回復には、適度に甘いものを食べることも効果的ですが、これは健康管理と併せて実践する必要があります。

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プログラマがフリーになるべき理由

プログラマがフリーになるべき理由 プログラマのように、社内にあっても社外で通用する実力を求められる職種であれば、無理に我慢をして会社勤めをする必要はないのです。会社勤めをしていれば、会社の命令に絶対服従で、ありきたりの案件や、似たような案件ばかりを担当させられても文句を言えません。また興味のある案件や腕を磨きたい分野の仕事することができる保証はないのです。更に社内の人間関係に悩まされたり、長時間労働にも黙々と従うといった苦痛も耐えがたいでしょう。その点フリーランスであれば、嫌な仕事も契約に則って最低限我慢すれば済みますし、人間関係をドライに割り切ることができます。

適度にサボる

適度にサボる 人が仕事に集中できる時間というものは、1日の中でも数時間に限られています。それでも仕事を完成させるために、わが身に鞭打って机にしがみついて頑張ってみても、長時間ダラダラと過ごすだけで、能率は上がらないということがよくあります。このような場合にはむしろ、適当にサボることが効果を上げるようです。ネットサーフィンなどをして、頭をこれまでの仕事から完全に切り離してしまい、短時間であってもリセットするのです。あるいは席を立ってしばらく外を散歩したり、お茶を飲んだりすることで、切り替えができれば、再び仕事に戻った時には能率が上がっていることでしょう。

プログラマとしてのキャリア

プログラマとしてのキャリア プログラミングは、IT業界に身を置く者がいやしくも身に付けておかなければならない基本的な知識といえますが、そのせいかプログラマの地位は低く見られがちです。しかしプログラマという仕事を、将来キャリアアップするための通過点と考えるのではなく、一生涯プログラマであり続けようと意欲を燃やす人もいるほど、魅力のあるものです。そのためには自分の可能性を広げるため、一つでも多くのプログラミング言語を学習するなどといった努力は欠かせませんが、「35歳定年説」もなんのその、40代、50代に至ってなお現役というプログラマも、実際に活躍しているのです。